北海道秋紀行 1/8

花色紀行>>祭りや旅行>>北海道秋紀行
  1. 九越フェリー乗船、船中右矢印北海道上陸。
  2. 日高樹海ロード右矢印日勝峠右矢印山花温泉。右矢印釧路市内散策等々。
  3. オンネトー右矢印阿寒湖右矢印川湯温泉右矢印摩周湖。
  4. 小清水峠右矢印サロマ湖右矢印紋別右矢印日の出岬。
  5. 宗谷岬右矢印稚内公園。右矢印旭川右矢印上川町。層雲峡散策右矢印北海道こどもの国右矢印新十津川町ふるさと公園。
  6. 北海道こどもの国右矢印桂沢湖右矢印札幌大通り公園。羊ケ丘公園右矢印滝野すずらん公園右矢印定山渓。
  7. 豊平峡右矢印洞爺湖右矢印大沼。右矢印奇岩熊石右矢印蘭越町。
  8. 噴出し公園右矢印支笏湖右矢印苫小牧市内右矢印新日本海フェリー乗船

 初日 

九越フェリー ニューれいんぼうらぶ の船体前方部分 福岡市に住んでいる私にとっては幸いにも(九越フェリー)のフェリーターミナルまでは福岡市都市高速を利用しても30分もかかりません。自宅を出発して、かねがねお気に入りのパン屋さんで朝食の為の仕入れをした上での出発です。それでも夕方の7時をだいぶ回っていますので、ショーケースの中はかなり少なくなっていましたが、ここのパン屋さんは翌日になってもとても美味しいとの評判ですので、たぶんフェリーの中でも大丈夫でしょう。

出航が22時のフェリーは18時30分に博多港に着岸し、20時ごろにフェリーターミナルに到着した我々を待っていて、色んな貨物を積み込んでいるところでした。幸いに天候もよく風も無いので船旅も楽そうです。21時には乗船させてもらい船室にてゆっくりとくつろいで、今晩は寝るだけです。定時にやや送れて出航した船は博多湾を静かに進んでいきますが、残念ながら都会のネオンは第4デッキにある二等寝台室の船室からは見えませんでした。

 2日目 

レインボーホールの光景です。自動販売機がたくさん設置されています とにかく一日中船内にいてほとんど何もすることはありませんので、もっぱら食べるか、飲むか、眠るかしか方策も無く、お手上げ状態の時間が過ぎてゆくのをのんびりと実感しているだけです。常日頃は時間に追いまくられているような毎日ですが、これほどにゆったりした時間を提供されるとかえって戸惑ってしまうところが、何故かむなしい気持ちにもさせられます。それにしても昨日今日とも凪で良かった。船旅での海の時化ほど辛いものはありません。ただ、ここのレストラン「レインボーホール」のメニューはお世辞にも良いとはいえません。自動販売機がたくさん設置されていて24時間いつでも利用できるということで極力人件費を抑えているような感じでした。

この船を舞台にして製作された「白い船」というのが福岡でも評判を呼んでいまいしたが、船内でもポスターが張ってあって宣伝をしていました。ただし、陸のほうからはこの船が見えたそうなのですが、今回乗船中は島根県沿岸が見えなかったのは残念でした。
 車イス情報 
室内を窓側にたって入り口ドア方向を見たところです 身障者室というのはありませんが、No.49〜52のベットが1室になっていて、この部屋だけが広いスペースにしてあり、ベット間で車イスで十分に回転することができます。ベットは片側2台ずつ並行に並んでいて一部屋に4人が入れます。全てが二等寝台なので相部屋を前提としているので、部屋のカギを受け取ることはできません。室内からはカギをかけることができます。二段ベットではないのでかなり空間が広く快適です。

レストランとなっている「レインボーホール」がある5デッキに行くには階段で行くしかなく、車イス利用者用には階段昇降機が設置してあります。乗り移るには自力で立って乗るか、チーフパーサーに抱えて乗り移らせてもらうしかありませんが、まったく立てない私でも気軽に抱えていただきました。イスに座ってシートベルトをした後は自分でスイッチを押し続けてゆっくりと上っていきます。

船室のすぐ前に船内で唯一の身障者用トイレ、洗面があります。入り口ドアはセンサーに手を当てるだけでスライドドアーが開くようになっていて支障はありませんし、多少の段差部分はスロープ版が設置されています。もちろん便器の両側には手すりがあって、利用に支障はありませんが残念ながらウォシュレットではありません。

 3日目 

しらおい厚生年金保養ホーム玄関写真深夜に直江津港を出港した船は定刻16時25分に室蘭港到着です。さすがに船内も3日目となると窮屈で動き回れない為の疲労が重なってきています。朝食8時から、昼食12時から、夕食16時半から、という食事さえなんだか気が重く、まったく運動をしていない為食欲もありません。凪で船の揺れは無かったのですが少しでも早く下船したい思いで一杯でした。

室蘭港で下船して登別室蘭ICに向かいます。北海道の日暮れは早く重たい雲が一杯の空はすでに夕闇が迫ってきています。白老ICを降りたときにはすでに真っ暗な状態になっていまして、初めての場所でかなり不安でした。インターを出てまもなく標識が「白老市街」と出ていましたので標識通りに左折して市街地へと向かいますがなかなか今日の宿「しらおい厚生年金保養ホーム」の案内看板に出会いません。どうにも出来なくなっていたらちょうど生協の明るい照明があったので駐車場から携帯電話で宿に電話すると、何の事は無く、宿まで300メートルほどの地点でした。

車から荷物を降ろしチェックイン手続きをしているうちに外は土砂降り状態になってしまいまして明日からの北海道一周の旅の前途を暗澹とさせられます。それでも船内ではあんなに食欲が湧かなかったのに宿で出された毛がにや牛の焼肉がある夕食(¥3000)を前にしたとたんに俄然食欲が湧いてくるのですからお笑いです。色んな料理が暖かいうちに出されているのがなんとも嬉しくて、ビールをしっかりいただいた後、あんなに船内で眠ったのに今宵もすっかりいい気持ちで眠りにつけました。
 車イス情報 
スライドドアーの入り口を入るとツインベットの洋室で利用に支障がない広さがあります。ベットはパラマウントベットでかなり硬めのマットがボタン操作で起き上がります。スライドドアを開けた先のトイレはウォシュレットで両方の手すりも完備してとても利用しやすいです。バスは高床式で車イスのステップがちょうど入り込むスペースもあり、バスは埋め込み式になっていて広い洗い場の床との段差もありません。トイレとバスを仕切った壁に窓が空いていてそこからバスのカランなどの操作が出来るようになっていて便利に造られていました。緊急時呼び出しボタンもトイレにありました。なお、大浴場につきましては到着時間の都合上、入浴の可否は未確認のままです。

このページ最初へ戻る

戻る<< 花色紀行 >>次へ