北海道秋紀行 5/8

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  1. 九越フェリー乗船、船中右矢印北海道上陸。
  2. 日高樹海ロード右矢印日勝峠右矢印山花温泉。右矢印釧路市内散策等々。
  3. オンネトー右矢印阿寒湖右矢印川湯温泉右矢印摩周湖。
  4. 小清水峠右矢印サロマ湖右矢印紋別右矢印日の出岬。
  5. 宗谷岬右矢印稚内公園。右矢印旭川右矢印上川町。層雲峡散策右矢印北海道こどもの国右矢印新十津川町ふるさと公園。
  6. 北海道こどもの国右矢印桂沢湖右矢印札幌大通り公園。羊ケ丘公園右矢印滝野すずらん公園右矢印定山渓。
  7. 豊平峡右矢印洞爺湖右矢印大沼。右矢印奇岩熊石右矢印蘭越町。
  8. 噴出し公園右矢印支笏湖右矢印苫小牧市内右矢印新日本海フェリー乗船

 8日目 

稚内公園から稚内市内を見た鳥瞰写真、左側に防波堤ドームが上に伸びています せっかく朝食の用意が6時から出来ると言うので我々も早起きをして結局6時半には朝食をし、7時を幾分回ってから出発することにしました。昨夜のうちに雨がしっかり降っていたと見えて水溜りもありますが今のところ雨は降っていません。特徴ある防波堤ドームの目の前に立つホテルを後に、今度は一路南下する旅です。

国道40号に入り、サロベツ展望台に入っても見えてくるのは一面の枯野が原で、原生花園というのはやはり春から夏でないと見るべき個所も無く、かといってこの辺での観光地も無くもっぱら車は南下を続けています。途中で休憩のために入った道の駅「おといねっぷ」では身障者用トイレの設備が貧しく、お土産売り場を見ることも早々に次なる道の駅「びふか」へと向かいます。
道の駅「びふか」では設備も十分で所用を済ませた後は物産展示館「双子座館」にて色んな商品の品定めです。おいしそうな羊羹をしっかりと求めるのを横目に見つつ(私は甘いものが苦手で・・・)北海道のラーメンを物色していました。ここのレストハウス「あうる」で出されるスパイシーなカレーは、インド人コック直伝の本場の味だそうですが、稚内を早立ちしたためにまだ食べる気になりませんでした。残念・・・

和寒から道央自動車道に乗り、比布大雪PAで休憩をとってすぐ先の旭川鷹栖ICで降り、旭川市内方向に左折するとまもなく今日の目的地の一つ「ウエスタン川端店」です。テレビで見て以来ここの商品の品揃えと安さについつい惹かれてやってきたという訳ですが、お店の人たちも「なまり」で解るのでしょうかとても親切で、買い込んだたくさんの品々を車に運んで積み分けてまでしてくれました。

この後国道39号線に出て上川町まで走ります。ここには北の森ガーデンという一種のテーマパークがあり、ショッピングやレストラン街の他に、氷の美術館「アイスパビリオン」、熊牧場などがあります。アイスパビリオンは氷点下の中での氷の芸術を見せるのですが、重い防寒服を着た上にさらにひざにも防寒服を乗せてくれました。それでも中は寒く、マイナス20度あるそうなのですが、一部にマイナス41度の体験コーナーがありここから噴出す風が何と寒いことか・・・北海道の人達が実際のこういう気象条件の下で生活しているのかと実感し、想像するだけでも貴重な体験になるのかもしれません。

層雲峡かんぽの夕食メニューの一部今日の宿「層雲峡かんぽ」は国道39号線の大雪山国立公園の中にあり、層雲峡散策にはまさしくちょうど良い場所にあり、丁度建て替わったばかりです。天然温泉と全館バリアフリー対応と言うのか呼び物らしいのですが果たしてどうでしょうか?

夕食のレストランも余市ワインとともにとても豪華になりましたし、特にローストビーフや鍋物が美味しくて思わずいつもの癖で雑炊までしたくなったほどです。旅で最大の楽しみは美味しい食い物とアルコールですよね〜・・・もうそれだけ満足すると一日の疲れからだんだんと、うとうと状態になってきます 。

明朝層雲峡ロープウェーで黒岳に登ってみたくてフロントで相談したらフロントからロープウェー会社に電話してくれていろいろと話してくれた結果、車イスまま乗れることになりました。
 車イス情報 
玄関横に車イス利用者用駐車スペースが3台分あります。建物の中になっていますので雨のときなどはおおいに助かります。玄関に段差も無くそのまま入れますし、館内の移動も床にキャスターが埋もれることも無く楽に操作できます。部屋はツインの洋室で小上がりがありますので、3人以上でも宿泊できそうです。ベットは起床できるようにマットが上がるスイッチが付いています。ベットのうちの1台からはリフトで身体を吊り上げてそのままトイレやバスに移動できるように天井にそのためのレールが組み込まれています。

トイレは両方の手すりが完備したウォシュレットで、操作盤は少しだけ高い位置の壁に取り付けられていました。バスは洋バスで横に小さな腰掛スペースがあります。なお、バストイレと洗面が独立して設置されていますのでやや戸惑いも覚えました。緊急呼び出しのスイッチもいたるところにあり、思わず誤って押してしまわないかとドギマギもしました。館内には1階、2階とも身障者用トイレが完備しています。

 9日目 

層雲峡ロープウェーで黒岳5合目からの写真 バイキングスタイルの和洋食メニューで満腹になった後は早速層雲峡ロープウェーに乗る為に出発です。かんぽからは数分で到着ですが、まだ9時前だというのにすでにゴンドラは動いていました。駐車場整理のおじさんに車イス利用者の旨一言伝えると、そのおじさんがとたんに大張り切りで、駅入り口に一番近い場所まで案内しただけではなく、車イスを下ろすところから全てを自らやって見せ、路面がかなり荒れた砂利状態なので車イスを後ろ側に大きく倒した状態でロープウェー駅内まで連れて行ってくれました。感謝、感謝です。

その後も皆さんで長い階段を抱えあげていただき、その上ゴンドラには一番最初の乗せてもらって一番眺めが良い場所で大雪山系の山々を満喫することが出来ました。5合目まで登るとかなり寒いだろうとしっかり着込んでいたのが思惑外れで、晴天の下のぽかぽか陽気で汗が流れるくらいです。それでも背後の山々の頂には雪が見えますし、5合目から先へと登って行く人たちの装備はある程度しっかりとしている様にも見えます。帰りのロープウェーを降りてきたら駐車場は満車で入場待ちの車が列をなしていました。 
層雲峡近くの変電所脇のすてきな紅葉シーンこの後は層雲峡で銀河の滝、流星の滝を見物です。お日様の高さが低くて、日陰に入ったままの滝ですが、遠めに眺めても絵になる光景です。ここの無料駐車場整理のおじさんも福岡ナンバーを見て珍しそうに話し掛けてくれたお一人です。この辺は以前国道沿いに柱状節理の岩肌を眺めることが出来、層雲峡の紅葉も延々と見ることが出来たのが、近年はトンネルが開通して一気にわたってしまう為に情緒がなくなってきたそうです。その代わりがけ崩れなどの災害は無くなったようですが・・・

ここより少し先にあるのが「大函・小函」です。川沿いに柱状摂理の岩が直接せり出すようにして付近とはやや異質の空間をかもし出しています。それにしても台湾からのお客さんの多いこと・・・それに親切この上ありません。少しの坂でも介助をしてくれるし、カメラのシャッターを押しましょうか?と気軽に声をかけてきてくれます。旅行中に色んな配慮を受けると少しのことでもかなりいい気分になれます。(お気楽な性分なの?)
 車イス情報 
層雲峡の大函・小函のうち大函の景観
ウエスタン川端店には身障者用の設備は一切ありませんので、必要ならば近くのヤマダ電機まで行って利用させてもらうと良いでしょう。

北の森ガーデンに車イス利用者用駐車スペースは見受けられませんでしたが、その他の設備はあり、車イスでの利用、移動も支障なく色んなところを楽しめます。ただ、大型観光バスなどがかなり訪れますので混雑は覚悟しておく必要があります。

層雲峡ロープウェーには身障者用設備は一切ありません。その代わり大勢の係員が設備の不足を補うサービスを提供してくれて、車イスでの利用を一度考えてもよろしいかと思いますよ。

銀河の滝、流星の滝の駐車場には広々とした車イス利用者用駐車スペースが2台分ありました。また、身障者用トイレもあり、周辺の散策も自由に出来るのですが、駐車場から歩道に上がる段差のスロープ切込みが不足してやや高めの段差が残っていますので自力での乗り越えは難しいかもしれません。

大函・小函の駐車場には車イス利用者用駐車スペースが2台分あり、身障者用トイレもあって、色んなところを自由に移動することが出来ました。展望台までは行けますが、そこから下へは降りることが出来ません。
層雲峡を後にして次なる目標まで行く為に国道39号線を後戻りして旭川方面に向かい途中の標識を頼りに、旭川北ICに入って砂川サービスエリアの「北海道こどもの国」に行きます。目的はショッピングがほとんどなのですがその時にここの人気菓子「北果楼ブッセ」を買って帰りたかったのです。ところがいざ買い求めようとすると我々の場合日持ちがせず、賞味期限を過ぎてしまうことが解りはたと困りました。ここのブッセを色んな人にお土産として持って行こうと予定していたのです。

そんな時悩んでいる我々にスタイルが良い店員さんが一言「出来立てのブッセなら大丈夫ですよ」と助言してくれたのでその言葉に便乗することにして、明朝9時過ぎに立ち寄ることにしました。その時には包装まで終えて用意して待っているとのことで、よく見ると美人の店員さんに「よろしくね!」と手を上げて出発です。
サンヒルズ・サライの玄関風景今日の宿「サンヒルズ・サライ」は道央自動車道の滝川ICを降りて約30分弱の新十津川町ふるさと公園の一角にあり、国民年金保養センター「グリーンパーク・しんとつかわ」のすぐ傍です。途中の道路標識が小さいので場所をある程度頭に入れて行かないと迷いそうです。

我々が入った部屋はやや特殊な光景でして、シングルベットがある他は高床式の6畳和室なのです。こんな造りの部屋は初めてで、ほとんどはツインベットになっているものです。

予約した時点での1泊2食の料金が安かった為に、ある程度夕食の内容の予想がつくので覚悟はしていましたがやはり予想通りの内容の食事が出ました。それでも味付けは美味しかったので何よりでした。朝のバイキングも品数こそ少なかったけれど、旅行中は不足しがちな野菜類をたくさんいただけて何よりです。
 車イス情報 
サンヒルズ・サライの夕食一部
車イス利用者用駐車スペースが3台分ありますが、宿の玄関に行くのに近いところは階段になっていて、わざわざ遠いところに手摺付きのスロープを造っていますので雨の時などはかなり大変でしょう。

アコーデオンカーテンで仕切られたトイレはウォシュレットが無く手すりは後付けの床に固定するタイプですが利用するには支障ありません。ユニットバスがあって、手摺も一応付いているのですが、バスの高さが20cm弱しかなくて中途半端で利用することが出来ません。腰掛けるところも無いのでまったくお手上げです。大浴場も段差があって車イスでの利用は出来ませんでした。

設備の関係で利用が出来ない旨、いつもフロントに言ったり、アンケート用紙に詳細に記入してくるのですが、今回はフロントの人がかなり熱心に話を聞いてくれました。ここの風呂の設備を使いにくいと言った人はいたけれど、使えないと言った人間は私が初めてだそうです。どうすれば使えるようになるかを2人でかなり長い時間話し合うことになりましたが・・・

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